効率の捉え方・進め方

現場

効率って何?立場によって定義が変わる。
 ・会社であれば経営効率
 ・製品開発であればコスト効率
 ・推進業務であれば業務効率・作業効率
 ・プライベートであればコスパ・タイパ
共通にあるのが発信者に特になることだ。要するに考えた人が利益を得る構造である。

今回の投稿は毎日行っている業務の効率に付いてである。
複数の作業を束ねてある期間で達成・終了しアウトプットすることが業務の定義とする

スタンダートなぶつぎり業務の流れ

まずスタンダードな”ぶつ切り業務流れ”である。
複数の業務を並列処理で行い、締め切りにアウトプット次工程に渡すスタイル。
ここで着目するのは一つの作業を短期間で終わらせないと日程破綻が起きるパターンである。
しかし業務命令を出している管理者からすると管理(業務トレース)が容易である。IT化しやすい構造になっている。
工場・事務作業等流れ作業に於いては当てはまらないが世の中の半分はこのような流れであろう。

コミュニケーションを駆使してナナメ切り業務の流れ

続いて”ナナメ切り業務流れ”である。
各担当者の締め切りは同じで有る。しかし早く終わった作業は早くから次工程業務推進者に渡す。
その代わり遅く終わる作業は次工程者に待ってもらう。要するにGive&Takeである。
よって全体日程は変わらないにも関わらず一人当たりのトータル作業時間は長くとれるのが特徴だ。
しかし気を付けないといけないのが日頃のコミュニケーションで信頼関係を構築しておかないと作業渡しがスムーズに流れない事だ。前後業務の担当者の性格・特性を理解する必要がある。


でも一旦動き始めると作業も効率的でスムーズ。しかも各業務担当者も余裕があるので前業務のチェック及びフィードバックができる。
難点は業務命令を出している管理者からすると管理(業務トレース)が難しい事である。
余裕ができたら上司には内緒で空いた時間を楽しむ事ができる。

皆様の業務もナナメ切りできるのあればトライして余裕を創ってほしい

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